西荻北眼科

白内障・緑内障・黄斑変性・糖尿病性網膜症など

アレルギー性結膜炎・花粉症

アレルギー性結膜炎・花粉症とは「花粉やハウスダストなどが目に入って起こる結膜炎」を言います。

非感染性結膜炎(うつらない結膜炎)はアレルギー性結膜、花粉症、アトピー性結膜炎、春季カタルなどです。アレルギー性結膜炎は花粉やハウスダストなどのアレルゲンが原因で、目のかゆみ、充血、流涙が主な症状の結膜炎です。花粉症のように季節性のものとアトピー結膜の様に通年性のものがあります。また、春季カタルの様に重症例もあります。治療は抗アレルギー薬とステロイド薬の点眼が治療の中心になります。抗アレルギー薬の効果は弱いですが予防効果があります。ステロイド薬はかゆみを抑える効果が強く即効性がありますが、長期に使うと緑内障になったり角膜感染症をおこす可能性があり注意が必要です。最近、春季カタルなどの重症なアレルギーに対してシクロスポリンやタクロリムスなどの免疫抑制薬の点眼薬が使用できるようになりその有効性が報告されています。

 

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