西荻北眼科

白内障・緑内障・黄斑変性・糖尿病性網膜症など

流涙症

流涙症とは「ドライアイとは反対で涙目」の事です。

鼻涙管閉塞、涙嚢炎などにより涙が溢れる症状を言います。結膜弛緩症による場合もあります。涙は涙点から涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻に流れています。これらを涙道と言い、いろいろな原因で涙道の通りが悪くなると涙が溢れてきます。

流涙症が起きたら涙道洗浄(細い針を涙点から入れて水を流すこと)で調べて、涙が鼻に通りにくくなった場合(涙道狭窄・鼻涙管閉塞)には涙道にチューブを入れたり、涙嚢と鼻腔をつなぐ手術(涙嚢鼻腔吻合術・DCR)が必要になることがあります。また年をとるとともに白眼がたるんでくるようになり(結膜弛緩症)、涙目になり易くなります。結膜弛緩症がひどい場合にはたるんだ結膜を切除する手術もあります。

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