西荻北眼科

白内障・緑内障・黄斑変性・糖尿病性網膜症など

眼筋麻痺

眼筋麻痺とは「外眼筋の障害により目の位置がずれて、複視を訴える病気」を言います。

外眼筋は片眼に6本の筋肉があり、両眼では12本の筋肉がバランスをとって両眼の視線を整えています。ところが、その1本または数本の筋肉が麻痺など障害を起こすと複視と言って物が二つに見えます。

この外眼筋の中枢は脳にあり、神経を介して外眼筋をコントロールしながら動かしています。

そのいずれかが障害を起こすと眼球の運動が障害され、複視(物が2つに見える)を訴えます。

原因が中枢の場合は脳動脈瘤や脳梗塞などで、その他、筋無力症、糖尿病などでも起こりますし、副鼻腔炎や目の周囲の組織に問題が有る場合がありますので、脳外科、内科それに耳鼻科での検査及び治療が重要です。

 

【外部リンク】

  • 日本眼科学会「複視

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